Y様の事例
(2017年2月に神奈川県の薬局を譲渡)

今は愛犬の散歩をしたり、毎日を楽しめています。
色々ありましたけど、乗り切ったので良かったと感じています。

薬局開局の経緯を教えてください

昔は都内で2店舗経営していまして、OTCの販売を行っていました。組合の役員もやっていましたが、自分より15~20歳上の役員も多く、当時から後継者不在という問題は多かったですね。都内は店舗面積も狭く、事業承継が難しかったですね。

私が50歳手前の時に今回譲渡した薬局を譲り受けました。当時は子供が小さかったので、すぐに駆け付けられるように店舗の近くに住まいを移しました。

そしてだんだんと近隣住民の高齢化が進み、若い世帯が少なくなってきていました。それでも門前の先生が頑張っていたので、一緒に続けてみようと思っていました。最終的にはその門前に有名な先生が来るようになったので、患者数も伸びました。

そんな毎日を過ごしていく中で、なかなか体の疲れが抜けないなと思っていました。譲渡を考え始めたのは2016年10月頃からですね。今後どうしようと考えていた時にタイミングよく経営承継支援から電話があり相談させてもらって、譲渡を決意しました。

運よく譲り受け手さんも見つかったので安堵しましたね。意欲をもって経営してくれる方に出会えてよかったと思います。店舗は近いので私もできるときはフォローしようと思っています。

経営承継支援とM&Aをしてみていかがでしたか?

御社で経営支援のサービスがあればいいなと思います。卸の紹介も、譲渡側からできればいいけど、そうじゃないと厳しいこともあります。グループ購入できれば卸値も安くなるのでいいかもしれません。

今回に限って言えば、譲り受け手さんのお住まいもそんなに遠くないので勤務も楽だと思いますし、その点は良かったなと思っています。もし問題があれば私も店舗に出向いて色々してあげたいと思いますし。たまに郵便物が薬局に届くこともあって、届けて頂いたりしていますがそれは少し申し訳ないですね。(笑)
よく3店舗持てばその後はどうにかなるといいますので、これから譲受を考えている方は是非頑張ってほしいです。

色々ありましたけど、乗り切ったので良かったと感じています。
感謝しています。

譲渡された後の生活はいかがですか?

今は妻とカルチャースクールで写真を習ったり、ゴルフをしたり、愛犬の散歩をしたり、毎日を楽しめています。最近大きな病気をしてしまったけれど、元気になったら愛犬と一緒に別荘のある伊豆へ釣りに行きたいと思います。
12月に京都の時代まつりに行く予定でそれも楽しみですね。かねてからイメージしていた引退後の生活が実現して良かったです。

もちろん患者さんに会えないさみしさはあります。急に辞めてしまったので、よく来てくれていた患者さんに挨拶もできず心残りはあります。また道端で会ったら挨拶したいなと思っています。

譲渡を決めかねている人へのコメント

引退したあとの自身の生活をイメージできて方向づけをすることが大事だと思います。急に仕事を辞めてしまうと、生活もなんだかリズムが崩れてしまうので。
あとはパワーと意欲がある人でないと今後の薬局経営は大変だと思います。環境の変化も激しいので対応はなかなか難しいなと。

薬局と医院でしっかりコミュニケーションをとって、お互いを高めあえるような関係になる必要があると思います。実は医院の先生とは年に4回ほど、飲みの席があって、今でも友好な関係を続けています。